養生シートとは?
工事着工前に知っておきたい解体工事のこと
こんにちは!現場を管理させていただいています、小澤です。
「工事着工前に知っておきたい解体工事のこと」
解体工事をご依頼する時って不安でいっぱいですよね。
- 近隣の方々に迷惑をかけないかな、、、、
- 追加工事ってどんな時にかかるの?
- 残置物ってなに?どこまで置いてっていいの?
などなど、大きな心配事から些細な疑問まであると思います。
そんな不安をこの記事を通して少しでも解消して安心してご依頼いただけたらいいな
という思いから、このシリーズをやっていこうと思います。
解体知識というカテゴリーで溜めていくので、気になる記事を探してみてくださいね。
では早速、第一弾いきたいと思います!
Vol.1 養生シートとは?
みなさん工事現場でよく目にするのではないでしょうか?
今回はこの養生シートについて解説していきたいと思います。
なんのために必要なの?
解体工事で起きる、ほこりの飛散、騒音、発火などを防ぐために必要です。
近隣の方々への被害や迷惑を抑えるためのものになります。
弊社では壊す建物の種類や地域、気候などを加味してシートの種類やシートの範囲を
決め、安全な養生を心がけています。
種類って?
一言に、養生シートと言っても様々な種類があります。
- メッシュシート
風を通す素材になっており、比較的風に強く足場が倒れるといったことを回避できます。
台風が多い時期や風が強い地域には適していると考えています。 - 防炎シート
防火加工が施されており、火に強く解体工事で火花が散った場合にも
燃え移らないところが魅力です。
もしも、なにか事故で燃え移ってしまったら迷惑どころの騒ぎではないため、
こちらのシートを使った方が良い場合もあります。 - 防音シート
解体工事の中でも、よく使われているシートでもあり、
一番厚みもあり、しっかり騒音をカットする効果が期待できます。
閑静な住宅街や密集した住宅街などで多く使用されています。
工事が進むにつれて、シートが外れていくけど大丈夫?
足場を立てっぱなしも安全というわけではありません。
強風が吹いて倒れてしまう可能性もあります。
解体の進捗に伴い、少しづつ足場養生を外していくのが、
もっとも安全に作業を進めていく方法です。
疑問に思われ問い合わせていただく近隣の方々もいらっしゃいますが、
理由を丁寧に説明し、ご納得いただいております。
弊社では、状況に応じた養生シートを採用し、
現場の安全、近隣の方々への配慮を考え、養生シートを
職人と打ち合わせし、決定しています。