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2022.07.01
解体知識

立会いとは?

私たちの業務の大部分を占めると言っても過言ではないこの立会い。

事務所内でも『立会い』というワードが色んなところで飛び交っています。
立ち合い打合せといったところでしょうか?
関係者が現場で集まり、この現場での決め事や共通認識を図る目的があります。

立会いの種類とポイント

解体工事前の立会い

境界部分の確認やそれに伴う撤去範囲の決定、注意箇所の説明、近隣の事情、など可能な限り情報を頂けると解体工事がうまくいきます。逆にこの解体工事前の立会いが疎かだと食い違いやトラブルの原因になります。
ポイント
①まずは業者の顔が見れることで、今後の対応や近隣への配慮をしっかりしてくれるような業者なのか確認ができる。
②着工前の現場の状況を一緒に確認することで問題となりやすい箇所の共通認識できる
③工事前の疑問点がその場で解消することができ着工まで安心して準備できる

解体工事中の立会い

例えば地中から埋設物が出てきてしまったり、イレギュラーな箇所を実際にその目で見てもらって今後の工事の方向性を一緒に決めていく時間です。
ポイント
地中から埋設物が出てきてしまった場合、埋設物を撤去処分するために作業日数と処分費用がどうしてもかかってきてしまいます。どんな埋設物がどのくらい出てきているか、ある程度の追加費用の想定ができます。

解体工事後の立会い

解体工事が終わり、担当者と現場を確認し依頼通り工事が完了しているか、地中に障害物がないか、整地は綺麗にできているかを確認する時間です。
ポイント
弊社では現場完了前に必ず3ヶ所〜5ヶ所くらい(敷地の大きさによって変わる)を1.5m〜2mほど掘削して地中に何もないか確認テストします。立会いでの試掘作業も可能です。

どうしても立会いが難しい時

なかにはどうしても立ち会いのための時間を取ることができない方や、遠方にお住まいの方で物理的に立ち会えない方もいらっしゃいます。そんな方のために写真をたくさん撮っていますので最後に完了報告書とともに郵送することも可能です。また仲介の不動産屋さんにしっかりと内容と写真を連絡して伝えますのでご安心ください。

まとめ

現場に足を運ぶことが可能な範囲にお住まいである場合、お互いのためにこの3つの立会いにお越しいただくことを推奨しています。
もしも地中から地中埋設物等が出てきた場合は、そちらの立ち会いはぜひお願いします。理由としては、お施主様の目でどのような埋設物がどのくらい出ているのかを確認していただくと、追加費用がかかることも納得してお支払いいただけるからです。地中埋設物は予期するのが難しく、私共としても心苦しいですがどうしても追加のご請求になってしまいます。
お時間を取ってしまうかもしれませんが、お立会いの時間は工事内容の認識の擦り合わせから工事の方向性を決定するとても大切な時間になります。

この記事を書いた人

マネージャー

小澤 賢之助

KENNOSUKE KOZAWA

会社全体が同じ方向を向き、目標に達するためにサポートすることが私の使命です。
また、社内のデザイン全般を担当しており、
Seikohomeを皆様にうまく伝えることが仕事です。
ブログも書いているので見てみてくださいね!

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