blogお知らせ/ブログ

2020.09.14
解体知識

埋設物について

弊社では解体工事完了前に試掘作業を何ヶ所か掘削させて頂くんですが、
その際地中から出てくる物が地中内埋設物です。

地中内埋設物とは、既存建物のコンクリート基礎下の地中にある物です。
既存建物の前の建物を解体した際、作業した解体業者さんが、残材を埋めた物だったり、
その土地柄の物が埋まっていたり地中内埋設物は誰もが想像出来ない物が埋まっていたりする可能性があります。

具体的に過去でできた物は

前の建物の基礎コンクリートの塊

瓦、木材、CBブロック、が主にでてきたりします。

後は、土地柄で丸石や、角石が出てきたりします。

特に酷い時は、自転車や、油の入ったドラム缶など
まったくと言って良いほど想像つかない物が出てきます。

それが土地全体に埋まっている時もあれば、
土地の一部分に埋まっていたり様々なパターンがあります。

なので、全体に掘らないと総額費用の算出ができないので
最初に埋設物を確認したらあくまでも概算でしか費用の算出ができませんので、
全体に掘削してから費用を出させて頂きます。

埋設物は出てくるのは気の毒でしかありません。

いかに昔の業者がいい加減なのかよく分かります。
そのままにしとくのは土地の売買にも影響でてきます。

売買ではなく、建て替えや、更地だけにしても、今の代で解消するのか、
息子さんや、お孫さんの代で解消するのか、ずっと付き纏ってくる問題でもあります。

僕らは毎回解体させて頂く時は埋設物が出てこないのを願って着工させて頂きます。

埋設物という言葉は僕らの代で死語にさせたいですね。

未来に埋設物は無くなりますように、、

この記事を書いた人

常務取締役

伊藤 一希

KAZUKI ITO

田舎で育ち、田舎で学び、都会に憧れ、ようやく僕もシティボーイの仲間入り!
会社の中での役回りとしては、プレイヤーとして常にトップを走り、背中で語れる存在を
目指しております。

SHARE THIS POST

RELATED POSTS

解体が終わったら

【 クリエイティブパートナー契約 vo.1 】

整地について

TOP